通貨発行益(シニョリッジ)

■通貨発行益(シニョリッジ)とは?

通貨発行益(シニョリッジ)とは、一般的には政府が発行する通貨の価値とその通貨を生み出すために必要となったコストとの差のことを指します。

例えば、1,000円の価値のある通貨を30円のコストで生産することができれば、通貨発行益はその差額の970円となります。

また、通貨の生産コストが価値を上回れば通貨発行益はマイナスとなることもあります。

例えば、2014年のアメリカでは1セントの通貨(Penny)を発行するために必要なコストは1.7セントであったため、1セント通貨を発行するたびに0.7セントのマイナスの通貨発行益が生じていたことになります。

■ビットコインにおける通貨発行益

ビットコインにおける通貨発行益はいわゆるマイナーといわれるビットコインの発掘に参加している人たちがその発掘のためにかかったコストとその報酬として受け取るビットコインの価値との差のことを指します。

ビットコインの発掘においては、高性能なハイエンドのグラフィックカードを備えたコンピュータと、そのコンピュータを動かすための電気代がかかるとされています。

そのため、この高性能なコンピュータと電気代という通貨発行に必要なコストを、それによってもらえるビットコインの価値を上回るのであれば、マイナーとして参加することによって利益を得ることが可能となります。

■自分でコンピュータを用意しなくてもよい

ビットコインで利益を上げるためには数百万円レベルの高性能なコンピュータを用意する必要があると言われています。

そのため、個人でビットコインの通貨発行益を得ることは難しいと言えるでしょう。

しかし、個人でもビットコインなどの仮想通貨の発行を代理で行っている代行業者を利用するという方法で通貨発行益を得ることは可能です。

この仮想通貨の発掘代行業者は高性能なコンピュータを用意し、顧客にそのコンピュータの処理能力(ハッシュレート)を購入してもらう代わりにその処理能力に応じて発掘されたビットコインを顧客に渡すということを行っています。

そのため、ビットコインに限らず仮想通貨の通貨発行益を得たいけれども、自分で大きな初期投資を行うのは怖いといった方はこうした代行業者に依頼するという方法を検討してみてもよいでしょう。

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