採掘報酬(コインベース)

■マイニングでは、定額の採掘報酬と手数料を得ることができる

マイナーと呼ばれる人たちは、他人の取引を承認し、ブロックチェーンを更新。その報酬として新しく発行されるビットコインを得ます。これが採掘報酬(コインベース)です。ビットコインは特定の人や団体が管理しているわけではないので、有志のマイナーと呼ばれる人たちが、偽造や二重取引などの不正がないことを確認し、承認します。全世界のマイナーは、採掘報酬ほしさにしのぎを削っています。

採掘報酬の金額は決まっており、約4年ごとに半減します。運用開始当初は50BTCでしたが、2012年には25BTC、2016年には12.5BTCになりました。1BTC=10万円のときであれば、マイニングが成功するごとに、約125万円が手に入ることになります。

送金手数料も承認作業をしたマイナーのものになります。取引者は、ビットコイン送金時に送金手数料を任意で上乗せすることができます。承認作業は手数料が高いものを優先的に処理する仕組みになっているので、早く送金したい人はより多くの手数料を上乗せします。

■発行上限が決められており、やがて採掘報酬はなくなる

採掘報酬は総発行量が2100万BTC になったときに、0になります。なぜこのような仕組みになっているかというと、希少価値をつけ、価格の暴落を抑えるためです。通貨の発行を際限なく行うと、物価が上昇します。通貨が増えすぎて簡単に手に入る用になってしまうと、価値が下がるからです。発行量に上限をもうけ、ビットコイン価格を安定させようという考え方です。ちなみに計算上、上限の2100万BTCに達するのは2140年頃です。

仮想通貨の中には、発行上限があるものとないものがあります。前者をデフレ通貨、後者をインフレ通貨ともいいます。デフレ通貨にはビットコイン、イーサリアム、ライトコインなどがあります。ライトコインはビットコインの4倍のスピードで承認しますが、発行上限量も4倍になっています。インフレ通貨には、ノヴァコイン、ピアコインなどがあります。

■採掘報酬を得ているのはどんな人たちか

現在マイニングに成功し、報酬を得ている人たちは、ほとんどがマイニングプールと呼ばれる集団に属しているか、多額の初期投資をして専用の設備を持っています。素人が個人で行うには、ハードルが高いといえます。

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